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犬にメロンはあげていい?初夏のご褒美にする正しい与え方と適量

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峰村敦子(犬幸堂代表|フードコーディネーター・ペットフーディスト)
4分で読めます

この記事でわかること

  • メロンが初夏の犬のご褒美おやつに向いている理由(水分・薬膳の視点)
  • 皮・種の危険性と、安全な切り方・体重別の適量
  • 糖分・アレルギー・持病がある子への注意点

犬にメロンをあげてもいいの?——皮と種を取り除いた果肉を適量なら、犬もメロンを食べられます。気温が上がり始めて、愛犬も少しお疲れ気味ではありませんか?そんな日のご褒美おやつに、初夏の果物・メロンはぴったりの選択肢です。

メロンは「水分90%」の、食べる水分補給

メロンは約90%が水分。さらに、余分なナトリウムの排出を助けるカリウムや、ビタミンC、(赤肉メロンなら)βカロテンを含みます。水をあまり飲んでくれない子にとって、果物からの水分補給は理にかなったおやつです。

薬膳の世界でも、メロンやスイカなどのウリ科の果物は、体の余分な熱を冷ます「清熱(せいねつ)」の働きがあるとされ、暑さに向かう季節の食材として親しまれてきました。プシュッと溢れる甘い果汁と心地よい食感が、水分不足になりがちな体を潤してくれます。

犬へのメロンの与え方

01

皮と種を、必ず取り除く

獣医師監修の情報では、硬い外皮は消化されにくく、喉や腸に詰まる危険があるとされています。種も消化不良の原因になるため、必ず除いてください。

02

果肉を小さく刻む

大きいまま与えると丸呑みして喉に詰まらせる恐れがあります。1cm角程度を目安に刻みましょう。シャキッとした硬めの果肉部分は、食感の刺激も楽しめます。

03

少量から、ご褒美として

目安は体重3kgの小型犬で約55g(1/8カットの半分程度)。おやつは1日に必要なカロリーの10%以内が基本です。

注意したいポイント

  • 皮・種は与えない(消化不良・腸閉塞のリスク)
  • 糖分が多いため、肥満気味の子・糖尿病の子は控えるか獣医師に相談を
  • ウリ科の果物にアレルギーがある子も。初回はひとかけらから様子見を
  • 腎臓に持病がある子はカリウム制限が必要な場合があるため、与える前に確認を
  • 冷蔵庫で冷やしすぎたものは、お腹を冷やすことがあるので少し常温に戻して

食べた後に口まわりを痒がる、嘔吐や下痢をするなどの様子があれば与えるのをやめ、症状が続く場合は獣医師に相談してください。

「美味しいね」を分け合う時間を。

季節の果物も、特別な日の一皿も。愛犬と分かち合う時間が、いちばんのご褒美。

「シェアする時間」が、心の養生になる

飼い主さんは甘い中心部を。愛犬には、皮に近い(※外皮は除いた)シャキシャキした硬めの果肉を小さく刻んで。同じ果物を分け合って、「美味しいね」と顔を見合わせる——その時間は、栄養素の表には載らない、何よりの心の養生になります。

毎日である必要はありません。蒸し暑い日のお散歩のあと、頑張った日の夕方。理由は、なんだっていいのです。

まとめ

  • 皮と種を除いた果肉なら、犬もメロンを食べられる
  • 約90%が水分。カリウムも含み、暑さに向かう季節の水分補給おやつに向く
  • 目安は体重3kgで約55g。小さく刻んで、おやつはカロリーの10%以内に
  • 糖分が多いため肥満・糖尿病の子は注意。腎臓に持病がある子は獣医師に確認を

※本記事はペットフーディストとしての経験と、獣医師監修の公開情報を参考に作成しています。愛犬の体質や持病に不安がある場合は、かかりつけの獣医師にご相談ください。

よくある質問

Q.犬がメロンの種を飲み込んでしまいました。大丈夫でしょうか?+

少量であれば便と一緒に排出されることが多いですが、種は消化されないため、たくさん食べると消化不良や下痢の原因になります。嘔吐・食欲不振・便が出ないなどの様子があれば、早めに動物病院を受診してください。

Q.メロンは毎日あげてもいいですか?+

糖分が多い果物のため、毎日のおやつにはおすすめしません。特別な日のご褒美や、暑い日の水分補給として、ときどき少量を楽しむ位置づけが適しています。おやつ全体で1日に必要なカロリーの10%以内を守りましょう。

Q.子犬にもメロンをあげられますか?+

離乳が完了していれば与えられますが、消化機能が未発達なため、ごく少量(ひとかけら)から始めてください。初めての食材は1日1種類にして、体調の変化がないか確認しながら進めるのが安心です。

参考文献・出典

  1. 犬がメロンを食べても大丈夫。与え方の注意点を獣医が解説ペット保険のPS保険 [リンク]
  2. 犬はメロンを食べても大丈夫!与え方やアレルギーなどの注意点を解説【獣医師執筆】ペトコト(PETOKOTO) [リンク]
  3. 犬にメロンを与えても大丈夫?与える際の注意点と基礎知識【獣医師監修】ペット&ファミリー損保 [リンク]
著者

WRITTEN BY

峰村敦子

犬幸堂代表|フードコーディネーター・ペットフーディスト

「愛犬と家族の、特別な時間を一皿に。」鹿沼和牛のメインディッシュから、健康を支える焼菓子まで。フレンチシェフと共に、妥協のない「犬の美食」をプロデュース。専門知識に基づいた、内側から輝く食の知恵を毎日お届けします。

たまにだからこそ、本物を。

愛犬へのご褒美に、犬幸膳を。

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